正しい姿勢 教えます!
日本人は姿勢が悪い
ということをご存じでしょうか?
事実、姿勢の悪さにより
肩こり、腰痛などの悩みを抱えている人は
多いのではないでしょうか?
日本人は姿勢が悪い
外国人が日本に来た時に、
日本人は足に障害を持っている人が多くて
可哀そうだと言うそうです。
実際は足に障害を持っていないのにも関わらず、
足に障害を持っていると誤解されるほどに、
日本人の姿勢や歩き方は悪いのです!
なぜ日本人は姿勢や歩き方が悪いのか?
北島達也さんは農耕の歴史が長い事と、
着物文化によるものだと推測されておりました。
農耕は骨盤が後傾になり、
猫背で作業することが多いので、
日常的にその姿勢が
定着してしまったのではないかという話です。
また着物を着ていると大股で歩くことができず、
小股ですり足のように歩きます。
そうするとナンバ歩きのように
右手と右足、左手と左足が同時でる
歩き方になってしまい、
ウエストが寸胴になってしまった
のではないかと仰られておりました。
日本人の姿勢が悪いというのは
長い歴史により身についてしまった悪習である
と言えるでしょう。
ではどうすれば正しい姿勢にすることができるのか?
正しい姿勢は、
3つのポイントを抑えるだけで
簡単に矯正することができます!
ではそのポイントをご説明しましょう。
正しい姿勢のポイント①
ポイント①:つま先重心
日本人はかかと(踵)に
重心を置いている人が多いのですが、
外国人はつま先に
重心を置いている人がほとんどです。
これは農耕民族、狩猟民族による違いです。
農耕民族は骨盤が後傾して
猫背で作業することが多く、
それによりかかとに重心が置かれてしまいます。
しかし、
狩猟民族は狩りをして獲物を捕らえるために、
すぐ全速力で動けるように
つま先に重心を置いています。
かかとに重心を置いてしまうと、
急に走り出すことはできないのです!
つま先重心を試そう!
ご自身で試してみて下さい。
かかとに重心を置いた場合と
つま先に重心を置いた場合では、
圧倒的につま先重心の方が
早く走りだすことができるはずです!
ジャンプをする時もそうです。
かかとに重心を置いたまま
ジャンプする事はできません。
人間は自然とジャンプする時は
つま先に重心を置くはずです!
日本人が姿勢が悪いのは
かかとに重心を置いているからです。
間違った姿勢の情報
姿勢について書かれているネットや本の内容は、
日本人はかかと重心であるということが前提で
書かれているものがとても多いのです。
かかと重心が悪い姿勢を生み出している原因なのに、
その原因を解決せずに話を進めてしまうので、
ネットや本の内容では姿勢が改善しないのです!
つま先立ちではない
そして重要なことは、
つま先重心といっても
つま先立ちではないということです!
具体的にはつま先の母指球の近く、
親指と人差し指の間に重心の70%を置き、
その他の部分(全体的)に重心の30%を置く
ようなイメージです。
つま先に重心を置くこと!
これを今日から心掛けましょう!
正しい姿勢のポイント②
ポイント②:骨盤を前傾させる
骨盤が後傾しているのも日本人の特徴です!
骨盤が後傾していると
猫背になり肩こりや腰痛の原因になります。
骨盤が前傾していると
背骨はキレイなS字を描きます。
背骨がキレイなS字を描くと、
背骨が真っすぐな時よりも
13倍の強度があるそうです。
骨盤前傾で腰痛対策
背骨が真っすぐであれば、
背骨に大きな負荷がかかった時に
力が逃げずに背骨は破壊されてしまいます。
背骨がキレイなS字を描いていれば、
背骨に大きな負荷がかかってもS字の湾曲により
力が分散され背骨は破壊されることはありません。
腰痛は骨盤が後傾して
背骨のS字が崩れてしまうから、
腰に負担がかかってしまうのが原因です!
骨盤を前傾させること!
これを今日から心掛けましょう!
正しい姿勢のポイント③
ポイント③:胸を張って胸郭を広げる
日本人は猫背の人がとにかく多いです!
猫背は肩こりの原因にもなります。
また猫背になると
上半身のバランスが乱れてしまうので、
骨盤が後傾して背中が曲がり、
それによってかかと重心になってしまうのです。
逆に胸を張って胸郭を広げることにより、
自然と骨盤が前傾して、
つま先重心になるはずです。
極端に悪い姿勢が上の図になります。
肩が内旋して巻き肩になり、
それにより骨盤が後傾して背中が丸まります。
するとバランスをとるためにヒザが曲がり、
かかとに重心が置かれてしまうのです。
これによって肩こり、腰痛が発生して、
さらにはヒザが曲がっていることにより、
太ももの前側の筋肉ばかりを使ってしまい、
足が太くなってしまうのです。
胸を張ると姿勢が良くなる
上半身の姿勢が悪いと、
下半身にまでその影響がでてしまうのです!
胸を張って胸郭を広げることがとても重要です。
胸を張ると自然と肩甲骨も寄るので、
肩幅が広く見えてしまうという悩みも解決します。
胸を張って胸郭を広げること!
これを今日から心掛けましょう!
いかがでしたでしょうか?
この3つのポイントを抑えるだけで
姿勢は簡単に矯正できます!
是非、皆さんも試してみて下さい!
この後はお悩み別に解決策をアドバイス致します!
O脚、X脚について
骨に異常が無いO脚、X脚は、
姿勢で治すことが可能です!
O脚、X脚はかかと重心が原因です!
かかとに重心が置かれてしまうとヒザが曲がります。
ヒザが曲がった状態で、
バランスをとろうとするからO脚やX脚になるのです!
O脚、X脚の違いは、
人によって重心が外側か内側かだけです。
重心が外側になる人がO脚になり、
重心が内側になる人がX脚になります。
XO脚の原因も同じ
XO脚も同様です。
股関節からヒザまでが重心が内側になり、
ヒザから足首までが重心が外側になっているのです。
原因は、
かかと重心によりヒザが曲がっているからです。
O脚もX脚も原因は同じです!
かかと重心が原因
かかと重心になりヒザが曲がった状態で
むりやりバランスをとろうとするから、
O脚やX脚になるのです!
つま先重心にしてヒザを伸ばしてみて下さい。
O脚やX脚は解消されるはずです!
反り腰について
反り腰は骨盤は前傾なのに
かかとに重心が置かれていることが原因です!
極端にいえば下の図のように、
腰を反っている状態になっているです。
これはかかとに重心が置かれているために、
無理やりバランスをとろうとして
体を反ってしまい腰への負担がかかっているのです!
骨盤前傾は悪くない!
骨盤が前傾していることは悪いことではありません!
反り腰よりも猫背の方が良い!
などという輩もいますが、
それは全くもって間違いです!
猫背による弊害もでてしまうので、
猫背の方が良いなんていうことは絶対にありません。
ただ、
かかとに重心が置かれていることが原因なだけです。
つま先に重心を置いてみて下さい。
自然と反り腰は改善するはずです!
まとめ
今回は姿勢について解説致しました!
日本人の多くは姿勢に問題を抱えており、
それによって痛みを引き起こす症状に
お悩みの方も多いはずです。
しかし、
正しい姿勢とは何かを検索しても、
日本では誤った情報が多いのが現実です。
なぜそのような誤った情報ばかりなのかというと、
日本人はかかと重心であるということが大前提で、
話が進められてしまっているからです!
そもそも、
かかと重心に問題があるのに、
それを良しとしてしまっている時点で、
それ以降の情報が
誤った情報になってしまうという訳です。
ポイントは3つ!
正しい姿勢のポイントは3つだけです!
・つま先重心
・骨盤を前傾させる
・胸を張って胸郭を広げる
たったこれだけです!
正しい姿勢に矯正することは簡単なことなのです!
また、
ヘイブン長野 運動教室では、
正しい姿勢を学べるアイテムを使っています。
アイテムと言っても大したものではありませんが、
そのアイテムを使って、
正しい姿勢と歩行を習得して頂くことができます。
姿勢でお悩みの方は、
ヘイブン長野のパーソナルトレーニングで、
悪い姿勢を矯正して、つらい症状を改善しましょう!